今年も行ってきました、どんぐりざんまいの旅行。
何度か行ったことはあるのですが、南部にお目にかかりたいどんぐりが
ありまして、今年はアメリカ合衆国へと行ってまいりました。
以前にも描いたのですが、その時描いたものには大きさにちょっと不満が
あったので、今回はたっぷり大きなバー・オークのどんぐりにお目にかかろうと
まずは10月20日、オクラホマ州タルサへと向かいました。
このどんぐりはUSAで一番大きいと言われています。
(しかし、アメリカの飛行機に乗るときのセキュリティチェックはホントに
いやですね。見ている人はいないけど、全身レントゲンですものね)
でも公園はすばらしいです。
まずは樹形から。
今年はかなりの不成り年だとか。
でも、この公園にはたくさんバー・オークがあるので、たっぷり実をつけて
いてくれる木もまたけっこうありまして、もう、大満足でした。
たっぷり。
これ、まるで、ひまわりみたい。
殻斗のうろこからのびる毛(?)のバリエーションはいろいろですが、上部
ふちの部分だけですので、姿もなかなかファッショナブルです。
木によっていろいろ個性的です
分布域はけっこう広いのですが、やはり北よりは、南にくるほどどんぐりは
大きくなるということです。
それから例によって味見。
かなりイケます。大きいし、タンニンも少なそうです。
きっと先住民のよい食料だったと(勝手に)思います。
だいぶ前に描いたものです。
ここの公園にはほかにも多くのレッド・オークなどのどんぐりがありました。
Q.shumardii(でしょうか?)
これのほか、日本の公園にも植栽されているピン・オークもありましたし
Q.muelenbergii も。
わ、マイナー...。
その後、あの美しく、ひまわりのようだった大きなバー・オークの
どんぐりは、すっかりトシをとり、タワシになってしまいました。