世界最大のドングリって、どの位の大きさなのだろう?
そんな疑問から、ブナ科、ナラ属中最大のドングリを探しに、2004年メキシコへ出かけ
ました。
メキシコシティへ飛び、人類学博物館などを見学し
テオティワカンのピラッミッドなどもながめ、
プエブラのさらに東へ。
あたりはバナナとコーヒーの農園の続く雲霧林帯。
木には何種類もの着生植物の葉がついていて、本物の葉はいったいどれなのか
わからないくらい。
びっくりしたのは電線にまでエアプランツがくっつき、花まで咲かせていたこと。
そんな中の牧場に3本の背の高い木がありました。
見つけたドングリはこんなでした。
実際にはもっともっと大きいものもあったのですが、なにぶん牛のやわらかな落し物
の中にすっぽり埋まっていたりして、きれい、とはいかなかったので...
でも、なかなかの大きさでしょう?
日本へ帰り、発芽状態を描くため、土に埋め待ちました。
...と、ここまでは、いつもどおりでした。
翌春5月、ドングリから芽が出て、私はひっくりかえるほど驚いたのです。