その後2002年10月に、スペインへ。
ドングリを食べておいしい生ハムとなるイベリコ豚はどんなドングリを食べているか知り
たくて出かけました。
ついでの観光で、バルセロナの少し北のモンセラットという岩山と、その中にある修道院を
訪ねました。
平地からいきなり石灰岩の岩山がたちあがり、凄みがあります。
電車の駅からケーブルカーに乗り換え修道院の前まで登ります。(現在は新しい登
山電車ができていますが)
するとトキワガシがあちこちにでてきます。
写真左側の大きな木がトキワガシです。
景色を楽しもうと、修道院からさらに山の上へとケーブルカーで行き、歩いてみました。
風が通り抜けるからでしょう、小さな植物たちが岩の間にかくれるように生きています。
ローズマリーやツガザクラ、ミズキの仲間たちに混ざって、小さな潅木になんとドングリ
がいっぱいついているではありませんか!
わあ!ドングリ!しかもこんな小さな木に!
とたんに観光気分は吹っ飛び、ドングリ絵描きモードに。
あら?でも、なんか見たことがあるみたいな...
すごく小さいけれど、なんだかトキワガシによく似ているような...
あとで調べるとやはり、トキワガシでした。
ただし、ゆるパンではありませんけど。