交通整理のポリス
向こうの緑色の標識には小さいけれど美しい町シッキムと書いてあります。
どんぐりのブログ、などといいつつちょっとだけ別の植物の話題。
写真を撮ってきて、と頼まれたP.roxburghii(ヒマラヤマツ)はインドとの境界
近く、標高約300mあたりに自生するので、どんぐりのラメロッサのある付近
から一気に2300mも下ります。
気温も急に上がります。
日本のアカマツやクロマツとは違って、葉が3本で一組、マツボックリは日本の
ものよりもだいぶ大きく重量もあります。
すらりと伸びて姿の美しい松でした。
この写真のマツも自生のものですが、SALという木と一緒です。
このSAL,学名はShorea robusta。仏教の三大霊樹の一つ、娑羅です。
日本のヒメシャラやナツツバキとは違います。
お釈迦様入滅の時,臥床の四隅にあったというアレです。
材としてもとても優れているそうで、プランテーションでも育てられています。
P氏親子、仲良く松の幹周りを測っているところ。
他にもいろいろ見せていただいて、ホテルに戻り夕食にありつけたのは夜の
12時でした。
P氏親子には本当にお世話になりました。
翌日はランをさがしつつ、シッキムの境界のすぐ南カリンポーンへ移動。
そう遠い距離ではないのですが、たくさんのすばらしい野生ランを見ました。
ランを見るならカリンポーンがいいよ、とたくさんの人に勧められた場所
でした。
でも、ランよりたくさんのどんぐりの木達を見ました。
ヒルもたくさんいましたが...。