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ガイドのお兄ちゃんが連れて行ってくれた学校は車で3、4分下った所でした。 日本人の寄付によって建てられた、ということで私が日本人とわかると 会う人が皆、大人も子供も『ナマステ』とにこにこ挨拶してくれます。 私がお金を出したわけではないので、なんだか申しわけなくなってしまい ました。 この校庭の後ろがどんぐりの天国でした。 右がラメロッサ、左がたぶんオキシオドン、奥がこれもたぶんセメカルピ フォリアと肩を並べています。 でも、どんぐりが成っていたのは、右のラメロッサだけ。それもこの木に たった3個。 木に付いているいるところを撮ろうとがんばりましたが、私の小さなカメラでは 寄せきれず、残念ながらうまく撮れませんでした。 でも、落ちていたどんぐりは拾い、いただきました。 『まあ、お茶でも飲んで行ってください』という先生のお言葉を 『残念ながら時間がないので・・・』と振り切って帰りました。 帰りの通学路で 見上げたこの木にはどんぐりがなっていました。 アラカシかな?と思いましたがよくわかりませんでした。 (帰ってからIOSや博物館の先生にもおききしましたが、はっきりとは わかりませんでした。たぶん、アラカシの亜種かオキシオドンなど との交雑種ではないか、ということでした。) ダマンに戻りガイドのお兄ちゃんの食堂で一休み。 その時、道路の向こう側に木が見えました。 あ、どんぐり!? これにはいっぱい実がなっていました。 葉の裏はふかふかの毛で黄色っぽく、どんぐりの頭も真っ白に見えるほど 毛がついています。イチイガシに似た感じです。 Quercus lanataです。 特に狙っていたというわけではなかったのですが、たくさん成っていると なんだかうれしくなってしまいます。 それに、アジアのどんぐり達は西欧の学者のつくる植物図鑑にはあまり 載っていないので、レア感もあるんですよね。ふっふっ♪ というわけで、今回の旅のしめくくりは 、ラナタです。 ラナタはIOSの先生方に報告してイバっておきました。 そうそう、帰りは来たときと同じ道で帰りました。横たわっていたおじさんは、 まだ横たわっていましたが反転していたので、やっぱり寝ていたのでしょう。 ハッピーかどうかはわかりませんが・・・
by bellota
| 2012-01-15 15:25
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