フランスの植物学者の知人達が『シェネ』というタイトルで世界のオーク
の図鑑を出版し、その後改訂版を出すため、新しく写真などを入れ替える
必要があり、協力しています。
アジアの種を集めるのはなかなかたいへんです。
昨年このブログのネパールの時も書きましたが、研究者も少なく、また
地理的にも難しいものがあります。
そんなことから、ヒマラヤウラジロガシのどんぐりの写真を頼まれました。
さいわい小石川の東大付属植物園には3本木がありますので、そろそろ
どんぐりが落ちる頃かな、と21日出かけてみました。

いつもよりずっと遅くて、少しだけ梅が咲き始めていました。

でもつぼみはずいぶんふくらんできています。
もう少しですね。
小石川植物園のヒマラヤウラジロガシは奥の樹木の所に1本と入り口の近くに
大小2本,合計3本があります。
いつもは3月頃にたくさんどんぐりを落とします。
2年かけて実るタイプですので、そろそろ落としているかな、と。
でも、まだはやい、というよりも今年は少ない、という感じでした。

双眼鏡でやっと見つけましたが1個だけ・・・
入り口近くではあきらめて奥の方を。
落ち葉にまぎれているのを1時間以上かけ、根性(?)で探しました。

7個だけ・・・。
堅くて深いカップに入ったまま落ちているものが多いです。
うろこ型ですが、ひびが入って割れる変わった殻斗です。
たくさん落ちている時、たまにどんぐりだけのものも見かけます。
樹皮は
昨年ネパールからシッキムへ行く途中ダージリンの近くで、この木を見かけました。

学名はQuercus leuchotrichophora またはQ. incana といいます。
考えてみたら4月でしたから、探せばどんぐりを見つけられたかもしれません。
いつもながら、ドジでした。