ここは、塩の事業に成功した(現在でも北米一)実業家ジョイ・モートン
により、1922年に造られた植物園です。
日本ではありえない、と思われたのは、
ビジターセンター入り口の標識
まあ。いろいろな人が来るでしょうから・・・。
植えられた木達も、当時のものは100年たっているわけで、ずいぶん
太く大きく育っています。
地元に多いホワイト・オークやレッド・オークはもちろんのこと、世界中からも
たくさんの種類の木や植物が集められています。
ホワイト・オーク(Q. alba)
ホワイトオークは本当にたくさん植えられているのですが、ほとんど
どんぐりは見つけられませんでした。
ーーー今年はまったくの不成り年だった、とIOSの人は言っていました。
Q. bicolor
これもどんぐりは見つかりませんでした。
あれば、ヨーロッパナラのように、カップに長い柄がついていておもしろい
どんぐりなので、標本用にほしかったのですが。
F. orientalisオリエンタルブナ
このブナはたくさん実を落としていました。
葉の形もすてきな紅葉
美しいですが、こんなに落ち葉があるようでは、どんぐりには時期も
遅すぎたのではないかと思うのです・・・。
北のピン・オークといわれるQuercus ellipsoidalisは少しだけ
どんぐりを落としていました。
IOS総会3日目は園のどんぐりバスにのって、あちこち園内を案内
、説明してもらい充実した施設、実験に感嘆しました。
アルバの根
根を本当に掘って見せています。
草原を再現・・・!
他にもいろいろ・・・
さすがアメリカ。
財を成した人はお金の使い道が違うと心から感心しました。
さて、翌日からは観光です。