ありがとう、とお礼を言うと、
まだいっぱいなってるよ。もういらないの?
このまま置いとけば、落ちてみんな腐っちゃうんだよ。
お土産にたくさん持っていけば、いいじゃない。
しかし絵にするだけですから、たくさんは必要ありません。
そう言うと、まだ上を見上げて、あそこのも取れそうだけど・・・
などと名残惜しそうでした。
彼らはこのどんぐりを焚き火にそのままくべて、真っ黒になるまで
焼いて食べるのだとか・・・。
ポテトのような味だそうです。
そのままかじってみたら、苦くて生のまま食べるのは無理のようでした。
帰ってから、千葉県博の先生にお伺いしたところ、残念ながらC. megacarpa
ではなく、C. hypophoenicaという種だということです。
別名C. dispersispinaというそうで、これは『散らばったトゲ』という意味
だそうです。殻斗の特徴にぴったりですね。
(その後、千葉県博の先生より連絡があり、C. hypophoenicano名前は
間違いで、正しくはC. clemensiiだったということです。ーー訂正記事は7月)
世界一大きなシイmegacarpaでなくて残念。
これでも十分大きいんですけど・・・