9月なかば、少し秋を感じる頃になりました。
そこで思い出したのが、昨年知らないうちに5個ばかりのどんぐりを
落としていた我が家のセイヨウヒイラギガシ。(めんどうなのでilex)

今年こそ花を咲かせるだろう、花を描けるるだろうと4月5月は毎日
目を皿のようにして観察していました。
ところがまったく見つけることができず、がっかりしました。

春のilex
秋を感じたら、見ずにはいられないのが私。
どうせな〜んにもないだろうと思いつつ、木を見上げたら
・・・なんと・・・!!!
なにか葉ではないものがついているではありませんか。

これ!
しかもかなり立派なものが、
いったいどういうことでしょうか?
あれだけ毎日見続けたのに・・・
20数年どんぐりを見続けてきたキャリアにかけて誓います。
春、雄花はついていませんでした。
ーーーということは雌花だけはついていたということでしょう。
完全女性型の木ですね。そんなのアリ?
もう少し時が経てば雄花もつけるのでしょうか?
ではパパは誰でしょうか?
素人なので、DNAなどで調べるなんてことはできません。
考えられるのは5.6メートル位離れたところに植えてあるウバメガシ
でしょうか?
Q. ilexはヨーロッパ中のあちこちで、気候や土壌に合わせて姿を変え
生きています。
以前にも紹介したと思いますが、再度のせておきます。

英国 ホームオークといわれるもの

南仏のもの2つ

スペインの山で とても小さいもの
我が家で生き残っている木はたぶん南仏産のものです。
今年のどんぐりを植えておいて芽が出て来たら、パパさん判明するでしょうか?
それよりも雄花をつけてくれたら絵が描けるし、自家受粉もできますから
純粋南仏産の子孫ができますし、うれしいんですけどね・・・。