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突然ですがブナ科の中に、カクミガシという属があります。 10年位前にはカクミガシ属の中に3種あり、中国南部、ボルネオ、 コロンビアに遺存的に隔離分布している、ということになっていました。 どの場所のモノでもシロウトが突然行って見られるということはなさそうで、 またその実も成るのが何年に一度とか、気まぐれとか言われており、実を 見ることも難しそうでした。 2004年ボルネオで挑戦しましたが、案の定うまくいきませんでした。 2007年に偶然チャンスがあり中国の昆明にあるトリゴノバラヌス・ ドイチャンジェンシスというカクミガシを見ることができ、それを描くこと ができました。 雲南のトリゴノバラヌス 3種のうち1種を描けたのだから、もういいなと満足していました。 その後この中国のトリゴノバラヌスはさらに舌を噛みそうなフォルマノデン ドロン・ドイチャンジェンシスという名前の1属1種になり、残りの2種の トリゴノバラヌスも新たな別の2属とされてしまいました。 ・・・属が違ってしまっては描かなくちゃならないじゃありませんか。 2014年に日本の植物の先生方がボルネオで熱帯の樹木の植生を研究なさる のに図々しくもくっついて行きクチンの近くでトリゴノバラヌス・ベルティシ ラータを見せていただくことができ、描くことができました。 ボルネオのカクミガシ
残りの1つはコロンビアにあります。 ーーーよし!行ってきます! と言ったら知人達すべてに反対されました。 理由は危険だからです。 山賊に殺されるよ。殺されなくても、強盗にあうよ、あったら抵抗しては いけないんだよ、など忠告も、いろいろ・・・ 一方I.O.S.のウルグアイに住む知人が、コロンビアの首都ボゴタの植物園に トリゴが植えられていることを教えてくれ、さらに植物園に実のなる 時期を問い合わせてくれました。 ーーーまあ、植物園ではこれについてはよく知らず、あまり実はなっていない ような答えをくれましたが。 しかしこの知人は何度かこの植物園を訪れ、9月にはもう実は落ちていた、 だとか、4月には花があった、などと報告してくれます。 さらに南米にあるたった1種のナラ属Q. humboldtiiだってたくさんあるよ、 と教えてくれます。 植物園はボゴタの国際空港からすぐ近くです。 行かない、という選択肢はないでしょう。
by bellota
| 2019-08-02 15:15
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