カテゴリ
以前の記事
2018年 04月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 05月 2017年 04月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 03月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
交雑種の絵をお見せしても、純粋種をお見せしなくてはわかりませんでしたね。 これはフランスの゛木を植えた男”の回でも使用した、カシワです。 ![]() で、ドングリは ![]() 殻斗のウロコの先端が、赤くて薄くて細くなっていて、外側に開いています。 ドングリに残った花柱は長くて、まるでドラえもんのタケコプターみたいです。 ミズナラは ![]() で、こちらのドングリは ![]() ドングリ自身の形は長いもの丸に近いもの大きいもの小さいもの、また殻斗の深さ も、ドングリを1/2から1/3くらい包んでいるものなど、木によっていろいろなタイプ があります。 共通点は殻斗のウロコの一つ一つがぽこぽこと少しふくらんでいる点でしょうか。 そこで前回の交雑種の絵をもう一度みていただけると、なにやら違う、ということが おわかりいただけると思います。 そこでまたまた、前々回のフランス編でたくさん交雑種を見た、というあたりを思い出 していただけると、うれしいです。 十万年前までヨーロッパでも何回も訪れた氷河期、その温度変化で交雑がたくさん 起きた、ということもわかっていただきやすいのではないでしょうか。 春、葉にさきがけて長いヒモのような雄花をたらすものにはドングリの仲間の他、 カバノキやシデ、ハンノキ、クルミの仲間などがあります。 みんな花だけの時はとても似ていて、私などよくまちがえてしまいます。 これはオニグルミです。 ![]() かれらははみんな分類学ではブナ科のさらに上のブナ目に入れられています。 つまり、遠い親戚筋にあたります。 はるか昔の祖先の木が温度変化など何かを引き金に、交雑したりして、別の種類 となり、分かれていったのでしょう。 交雑は大切な進化の一つの過程なのでしょう。 ■
[PR]
▲
by bellota
| 2009-05-23 22:47
|
Comments(0)
5月17日長野県の白樺湖付近に行ってきました。 カラマツは芽吹き終わり鮮やかな緑に、ドングリの木たちは 今まさに芽吹き始めたところで、赤みを帯びたあわい黄緑にと、まさに山が笑っ ていました。 ![]() ちょうどミズナラが〝花″というのもおこがましいですがヒモのような雄花の穂を たらしはじめていました。 ![]() このくらいですと、写真ではよくわかりませんが雌花ももう開いているでしょう。 すぐ近くにはカシワの木もあり、こちらはまだようやく芽鱗をゆるませ葉がひら きはじめたばかりで、まだまだ花が現れてくるまでは2週間ほどもかかると思わ れます。 ![]() この時間差が重要だということです。 つまり、種間雑種ができるのをふせいでいる、というわけです。 でも例えばある年、すごく寒い春が続き、急に暖かい日がくると、この差がなく なり、一緒に花が開いてしまいます。 すると、交雑がおきてしまいます。 ドングリの絵を描きはじめたばかりのころ、ミズナラだと思って描いたものが 実はカシワとの交雑種だということに気づいたのは何年もたってからのこと です。 ![]() どちらが父で、どちらが母なのか専門家でない私にはわかりません。 でも、葉がミズナラなのに殻斗がケバだっています。 ほかにも葉は完璧にカシワなのに、殻斗がミズナラ風のもの。 ![]() 探すとずいぶんたくさんあります。 かれらはいつ花をつけるんでしょうか? ![]() ちょうど雄花の穂をだしはじめたところでした。 カシワよりはやく、ミズナラよりちょっと遅いでしょうか。 でも、それぞれ個体差もありますから、はっきりといいきれないかもしれませんが。 ■
[PR]
▲
by bellota
| 2009-05-19 20:52
|
Comments(0)
南仏から持ち帰ったドングリの芽ばえを描こうと、植えておいた翌春、 ぺトラエア、パブセンスの芽のほか、ちょっと感じの違う芽が ありました。 なんだかわからないので、そのままにしておきました。 やがて育って、そのまた次の春。 ![]() 葉のてざわりはふわふわでやわらかく、まるであかちゃんの耳たぶみたいです。 そして葉は大きくなり、 ![]() こんな葉になりました。 どうやら、Q.ピレナイカのようです。 違いは他の葉より、表、裏とも毛がずっと多いことです。 やれやれ、私そんな木があるのに気がつきもしませんでした。 みんなそっくりなんですから... ![]() ![]() 左側がぺトラエア、右がパブセンスの葉です。大きさは3種とも同じくらい。 これでは普通の人には葉からは見分けがつきません。樹形だってそう違いは ありませんし。 その上さらに、たくさんの交雑種があるんですから。 どんなドングリだって、植えることに意味があったんですよね。 ■
[PR]
▲
by bellota
| 2009-05-01 21:59
|
Comments(0)
1 |
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||