カテゴリ
以前の記事
2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 05月 2017年 04月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 03月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
さていよいよ目的のどんぐり。 目的はQuercus sadrelianaという名前。 見たところあまり変わった、とか素敵な、とかいうどんぐりではありません。 でも、アメリカのどんぐり達の祖先形を残しているとか・・・ DNAでのことなので、見た目にはただの、普通の背の低い木のどんぐりです。 それを探します。 クラマス国立森林公園に入ります。 アメリカの金色どんぐりQ. chrysolepis(キャニオンライブオーク)や Q. garryana(オレゴンホワイトオーク)が出て来ます。 どんぐりと葉は本当に金色の粉をかぶっているみたいです。 こちらはオレゴンホワイト。 ![]() オレゴンホワイトのどんぐり。 丸っこくて比較的大きなどんぐりです。 気のせいではなく、あたり一帯に煙っぽい匂いがただよっています。 なんかいやな感じですが、特に通行止めもなさそうです。 標高も1000mを越え、だんだん目的地に近づいてきているので目をこらして 探します。 あ、これかな? どんぐりも・・・あった! きいていました。 ここではダグラスファー、チンカーピン(Chrysolepis chrysophylla var. minor)、キャニオンライブなどと一緒に生えていました。 右奥キャニオンライブの皆様の集合写真。 絵描きとしてはあまり魅力的とは言えないどんぐりですが、これは大切な種だと いうことで描かなくてはなりません。 目的物を手に入れたので、この日は一旦少し南の集落で泊まります。
▲
by bellota
| 2018-11-24 14:52
この日もう一ヶ所見たい木がありました。 もう少し北上。温泉で有名なランチョ・デ・カリストガの入り口に バレーオークの巨木が何本かあったはずです。 十数年前、3本ほどの大きなバレーオークが満員というほどたくさんの どんぐりをつけていて、絶え間のないくらいこんこんと音を立てて そのどんぐりを落とし、見上げる私はなんだか幸せな気分になったものでした。 でも高さは3〜40メートルはあるでしょうか。 今年はあまりどんぐりはつけていませんでした。 少しだけ。 今度は海沿いの道へ出て、フォートブラッグを過ぎさらに北上を続けます。 だんだんとレッドウッドやダグラスファーなどの針葉樹が増えてきて森の 感じが変わって来ます。 どんぐりも今まであまりなかったタンバーク(Notholithocarpus densiflorus) が目につくようになってきました。 もう一晩泊まったら翌日は目的地。 目指したどんぐりに巡り会えるでしょうか? 山火事で燃えてしまったりしてないでしょうか?
▲
by bellota
| 2018-11-19 10:25
特に珪化木が見たいわけではありません。 ここにはたくさんすばらしい木があるのです。 まず公園入り口に、樹齢約550年と言われるバレーオークが仁王様のように2本。 中に入ってすぐにこれまたりっぱなカリフォルニアライブオーク。 約340万年前、近くのセント・ヘレナ山が噴火し、その火山灰が一帯の森を 埋めたため木達はこんな姿になってしまったそうです。 奥の山がセント・ヘレナ山 トレイルの途中すごく理想的なカリフォルニアライブ・オークのどんぐりを見つけました。 いるのが見慣れないどんぐりの木です。 たぶんインテリアライブ・オークといわれるQuercus wislizeniと思われます。 多少罪の意識を感じながらも、サンプルをいただきます。 ええ。 もちろんカリフォルニアライブの理想形のどんぐりもいただきましたよ。
▲
by bellota
| 2018-11-09 20:41
次はサンフランシスコの北西約40kmのオレマという町の 近くにあるベア・バレーという公園。
(Nothlithocarpus densifloras)があったはずです。 一番手前にあった大きな木はもう無くなっていましたが、トレイル左右に 一本づつあり、少しだけ実を付けていました。今年は不作なのでしょうか? ちょうどいいのがあれば標本用に少し頂こうと考えていましたが・・・ 期待していたような熟したいいどんぐりではなかったので、あきらめます。 もう一つ見たかったのは、カリフォルニア・ライブ・オーク(Quercus agrifolia)。 ここにはたくさんのライブオークがあります。手近なところで、 もっとほっそりしたのがいいな。 これも標本むきではありません。 ーーーぜいたく! などとあちこちのどんぐりの品定めをしながら、さらに北上します。 一泊した後、さらに北上するつもりですが、一旦東の内陸へ。 朝道路沿いにどこまでもずらりとバレーオーク(Q. lobata)が植えられた 道に遭遇。 いいなあ、こんな道! やはり今年はバレーオークのどんぐりは不作のようです。 次の目的地はサンタローザ近くのペトリファイド・フォレストという公園。 木が化石化した珪化木がたくさん見られる公園です。 ▲
by bellota
| 2018-11-07 22:10
あんなに暑くて、台風も荒れ狂った夏も過ぎて穏やかな秋がきました。 個人的に非常にばたばたと忙しく、ブログも書いている時間がありません でした。 とはいえ今年もなんとかどんぐりハンティングには出かけ、絵も描いてはいました。 まずは9月7日から米国、山火事騒ぎの最中のカリフォルニアへ。 今回の目的はナラ属のサドレリアーナという種 でもついでなので、ちょっとあちこち寄り道をしながら行きます。 サンランシスコ空港からおよそ10km西にあるサンペドロ・バレー・パークへ。 ここには通称チンカーピン、Chrysolepis chrysophylla var. minor というモノがいます。 以前にも一度来たことがありましたが、その時は時期的にもう遅く、 どんぐりというか実は拾えませんでした。 その後別の場所で拾い、日本に帰り土に埋めましたがすべて鳥に食われてしまい 芽を見ることができませんでした。 そんなわけで、発芽できそうな実があれば、と。 今年はどんぴしゃのタイミングだったようで、もうもうたくさんの実が なっていました。どういう加減かわかりませんが、花盛りの木もありました。 付きませんでした。 後ろの背の高い木はユーカリ。左端の明るい色の葉は名前の由来の ヘーゼルナッツの灌木です。こちらもちょうど実をつけていました。 どんぐりに似ていますが、違います。おいしい実です。 ーーーチンカーピンの実はほんとにおいしいんです。 小さいですが、甘いクルミのような味です。 今度は北上。 サンフランシスコの街から北西へ約40km、Olemaという町近くにある ベア・バレーという公園へ。 ▲
by bellota
| 2018-11-03 18:13
1 |
ファン申請 |
||