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宿泊したのはカオール。 ここはサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼のルートで14世紀に完成した バレント橋で有名です。 このあたりは黒のカオールと呼ばれるワインの名産地だそうで、ぶどうはたくさん 植えられており、葉の紅葉がすごく美しいのを知りました。 その後現IOS会長さんの植物園へ。 植物園のアプローチはシクラメンが花盛りでした。 今回の旅の主目的のQ. ponticaを植えているお友達がベルギーにいらっしゃる そうで、どんぐりをいただいておいてください、と。 で、どんぐりが届いていました。 ふっふっふ・・・これがセーフティネット。 いただきました。 例えば、アメリカのQ. emoryi. 木はアメリカのアリゾナ州で見たので葉は描いたものの、どんぐりがなかったので 描くことができませんでした。 そのほかにもーーー
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by bellota
| 2019-11-14 21:05
その午後、少し時間があったので、50kmほど南にある洞窟壁画で 有名なヴェゼール渓谷のラスコーへ行きました。 2万年前のクロマニヨン人によって描かれたものが偶然発見されたものです が、付近には他に200近くもの洞窟壁画が発見されているそうです。 現在本物の洞窟に入って見ることはできませんが、実物大に精巧に作られ、 描かれて復元された博物館があります。 が、なんといってもやはり復元されたものとはいえ、絵がすばらしいです。 2万年前だのクロマニヨン人だのにまったく関係なく、感動します。 真っ暗な中でわずかな光で描いたはずです。 ピカソもそうですが、何千万人に一人なのか、目にしたものを自分の頭の 中にインプットして消化したあと、再現する能力のある人がいるのですね。 見ながら描くのではないためか、一層躍動感があるみたいです。 色もすばらしいです。 このあと、もう一ヶ所近くの、ルフィニャック洞窟にも行きました。 ラスコーより新しく1万3千年前のものだそうです。 こちらはトロッコに乗って行きます。洞窟も絵も本物です。 ですから写真撮影は禁止なので、ここに載せられません。 多くの絵がマンモスをテーマにしていますが、色はありません。 線を刻んだものと、黒い線画です。すばらしい馬の絵もありました。 彼らが真っ暗な洞窟の中に、なんのために描いたのか、確かなことは わかっていないようです。 ただ描きたかっただけなら、昼間 明るい間に描ける場所だってあるはずです。 もしかしたら自分らの血肉とするため、明るく広い草原で生きてきた美しい 動物達を狩り、食べざるをえなかったという行いに対する償い、あるいは 想像の空間でずっと生き続けられるようにという祈りだったのかもしれない と思いました。 翌日はもう一ヶ所の植物園に行きます。こちらは現在のIOS会長の所です。
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by bellota
| 2019-11-06 21:12
その日宿泊したのはボルドーから少し北東にあるB&B。 宿泊したB&Bから近いのですが、そのあたりは畑や牧場が多く、立派な どんぐりの木もあちこちにたくさんあります。 30分ほどで植物園。 といっても主にどんぐりの木を主に集め、植えている植物園です。 今回の最大の目的、Quercus ponticaを見せていただきます。 今年初めてどんぐりをつけた。でも、持って行っていいよ、と言われて いたのですが、行ってみたらカップしかありませんでした。 ご主人は「あれー、先週どんぐりがあったのは確認したんだけどな・・・ 鳥や動物が多いからね」と。 なので、一応セーフティーネットは用意してはありましたから・・・ とりあえず、カップのついた枝と葉をいただきました。 うーん。言われていた通り、昨年採取して描いた北米のQ. sadrerianaに よく似ています。 ただし、葉もどんぐりもずっと大きいです。成長したら、木そのものも 大きくなるそうです。 あとは今年6月にアルジェリアで見た、Q. canariensis。 フランスのここでの姿はこんなでした。 葉の形がアルジェリアのものとすごく違います。 うかがうと、この種もそうですが、Q. pubescens, Q, pyrenaicanなど 同じ種でも葉の形はかなり変異が多いそうです。 日本のどんぐり達は、というか、植物はほとんど葉で見分けることが できるのに・・・ ヨーロッパの植物は見分けるのが難しいです。 とりあえず、描いたQ. canariennsisはこんなです。 #
by bellota
| 2019-11-03 00:09
朝は宿泊したポーの街をちょびっとだけぶらぶらと散策。 サン・マルタン教会 教会(写真の右横)にオークらしき大きな木が見えたので、行ってみました。![]() どんぐりをたくさん落としていました。 葉はーーー裏に多少毛があるようですが・・・ 両種の交雑種みたいですね・・・ お城や教会は街の高台にあり、ポーの駅やポー川は低地にあります。 それを距離の短いケーブルカーが結んでいます。 これはロブル。やはり、どんぐりをいっぱい落としていました。 今年は豊作みたいです。 ポーから北上、海沿いのアルカションに近いピラ砂丘へ向かいます。 途中オーク並木などがあれば、見物しながら。 混ざっています。 ヨーロッパで一番高いと言われる(100m)ピラ砂丘です。 砂丘のキワまでロブルだらけ。 #
by bellota
| 2019-10-29 10:51
今年の秋はフランス南西部のトゥールーズの付近へ出かけました。 一番のねらいはナラ属のポンティカという種です。 ポンティカはもともとはトルコのポンティアック山脈の南側で見つけ られその名前が付けられたたものですが、現在の分布は主にジョージア (グルジア)あたりらしいです。 昨年トルコ南部のディアルバクルやマルディンに出かけた時、そのまま 北上すればポンティアック山脈だったのですが、トルコのどんぐりに 詳しい方たちに訊いたのですが、誰も、種も存在も知りませんでした。 しかたなくその種を持っているという知人の私的な植物園を訪ねることに したものです。 まずは9月末フランス・トゥールーズへ ので、観光も少々・・・ 翌日はピレネー山脈の北の端、スペイン国境の標高約900mほどの山 ラ・リューヌへ、かわいいと評判の山岳鉄道に乗って行きました。 もちろん、どんなどんぐりの木たちに会えるのかというのも楽しみですし・・・ 木々はペトラエアやパブセンス、ロブルのどんぐりの仲間やブナ、トウヒなど。 頂上はスペイン領。 西の大西洋側のガスコーニュ湾や、南にはピレネーの山々が見えました。 奇跡の泉で名高いルルド! これは寄らなくてはなりません。そして水をいただかなくては! 奇跡の泉の洞窟の上にはとても大きな教会が建てられています。 しかし今でも水はこんこんと湧き出しています。 一般人は同じ水源から引かれている、たくさんの蛇口から出る水を無料で汲む ことができます。
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by bellota
| 2019-10-25 13:30
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