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翌日はコンスタンティーヌから北西約70㎞のドジミュラへ。 アルジェリアの北部はモロッコ南部からチュニジアまで横たわる アトラス山脈の中に位置していますので、アフリカとはいえサハラ砂漠 のような気候ではありません。 農作物も豊富なら、立派な森もあります。 ーーーなんて今回知ったのですが・・・ いよいよアフリカのどんぐりの森です。 この山は標高が1220mあるそうですが、800mを越えるとカナリエンシス が優先する森となります。 やがて1200m近くなるとほとんどがQ. afaresとなります。 残念ながら、この時季はどんぐりではなく、花でした。 しかたなく、なんて言っては申し訳ないほどすがすがしく気持ちのいい美しい森 でした。 標高800mより低くなると、コルクの森となるそうです。 そういえばアルジェリアはコルクの生産高、世界第3位でしたっけ。 描いた絵はーーー Q. afares ベビーどんぐり付き ![]() ![]() Q. canariensis の葉 表と裏 アファレスのどんぐりは拾った古いものの中の状態の比較的いいものを 描いておきました。 ガイドをしてくださった人はこの森で鳥の研究をされている人なので、この 森には度々来るというので、どんぐりを拾っておいて、とお願いをしてきました。 彼からどうやって受け取るか、考えなくてはなりませんが・・・ 6月はアルジェリアの行く先々でピンクのキョウチクトウが咲いていました。 日本で見るものより背が低く、八重咲きのもありきれいでした。 どんぐりがなければ絶対行かなかった国だと思います。 でも行ってよかった。 どんぐりに感謝です。 #
by bellota
| 2019-07-21 18:52
その後ローマ時代の遺跡のあるティパサも見物。 浴場などたくさん残されています。 翌日は国内線で空路、東へ約320㎞のコンスタンティーヌへ。 ローマ時代、スペイン時代、フランス時代と各時代の橋が同じ崖を結んでおり とにかく”橋”で有名な街です。 永い歴史の間、このアルジェリア北部が多くの国にねらわれ、支配されてきた 理由は、やはり農作物が豊かに生産できるから、ということです。 オリーブ、小麦、野菜など農作物、どれもとても上質です。 また地中海に面しているので海産物も豊富です。 食べ物なんでもおいしかったです! 次に観光したのは世界で3番目に大きいモスク、エミール・アブデルカブルモスク スカーフは持って行ったし、長袖、長ズボンも着ていたのですが、ここへ入る ためにヒジャブを着せられました。しかも毛布か、というような厚地のもの。 建物の中はエアコンが効いていましたが、あまりの暑さに内部の美しいモザイク も目に入りません。入ったのは汗。 外へ出たら気温45度でした。 食べ物がおいしいのはいいですが、どうも暑さは苦手です。 翌日も観光。南へ約96㎞にあるティムゴード。 ここはローマ時代、退役軍人が余生をのんびりすごすための街だったとか。 そこを台風並みの強風が吹き抜ける中歩いて見物。 この風が当時も吹いていたとしたら、退役軍人さんはのんびりできたの でしょうか? 出口近くに博物館があり、またまた素晴らしいモザイク画が展示されて いました。 それらはモザイク画に特有の絵の不自由さが感じられず、素晴らしい ものばかりでした。 と、いろいろ楽しみ、翌日はいよいよこの旅の本当の目的であるどんぐりの森 です。
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by bellota
| 2019-07-09 13:11
突然ですが、6月17日成田からトルコ・イスタンブール経由でアルジェリア へ。 ので、遠くてご縁がない、と思っていたどんぐりがにわかに手の届く所にある かもしれないという感じがし始め、さぐりました。 連絡をとったのはアルジェリアの大学で植物学を教える先生。 ところが彼は外国語はフランス語だけ、私は英語がちょぼっと。 グーグル翻訳システムを介してのやりとりなので、すごくまだるっこしいし、 細かいニュアンスも伝わりません。 どんぐりがなる時期はいつなのか問い合わせたのですが、その肝心要の部分が よくわかりません。どうやら、6月〜8月だ、と教えてくれました。 それを信じて、出かけたというわけです。 北の端とはいえ初めてのアフリカ。当然ついでに観光もしたいです。 大きさ世界一というモスク、独立戦争記念碑、そしてカスバ。 オスマン軍傘下の城塞都市から19世紀にはフランスに攻め落とされ以後は 地元住民の住まいとなったものです。 そこに一家5人くらい、6〜8家族が住んでいたそう。雑魚寝するしかないですね。 この坂は老人にはつらいだろうな、などと考えていると子供達が元気に 歓声をあげて駆けまわり、遊んでいました。 突然ですが、美女クレオパトラ。この人エジプトの女王様でしたね? クレオパトラには3人(4人とも?)の子供がいたそうです。 長男はシーザーの子で後に処刑されたそうですが、その下には男女の双子が ありました。 双子の片方の女の子、名前はクレオパトラ・セレネ2世。後にユバ2世と結婚しました。 都は現在のアルジェリア・シェルシェル。 シェルシェルにそのセレネのお墓と言われているものがあります。 ーーーところで、話題はお墓ではなく、例によってどんぐり。 周囲の茂みにQ. cocciferaが。 とげとげをまとったどんぐりはまだベビー。 案内をしてくれたガイドさんに、ほらどんぐり、というと、 「ここらあたりにはたくさんあるわよ」と。「私たちはこれを食べるわよ」 とも言う。 私はコクシフェラはまずいという思い込みがあるので、 これを?と聞き返すと、うんうんとうなずく。 小さいでしょ?と指で私の知っているコクシフェラのどんぐりの大きさを示すと 違う、この位と親指と人差し指で示してくれたのは3㎝くらい。 どうやって料理するのか尋ねると、ただ焼くだけ、そして剥いて食べるのだそうです。 「秋になると市場にも出ますよ。あまり高くないけど。」 シェルシェルの街はローマ時代の遺跡の上に作られてしまっています。 どこでも掘れば遺跡、遺物が出るのだそうです。 博物館には素晴らしい彫刻やモザイク画が並んでいます。 保管状態はあまり良いとは言えず、まるで美大の卒業制作展のような塩梅です。 さわろうと思ったら手でなでまわすことも可能だろうと思われます。 鑑賞する人には、こんなありがたいことはありません。 ガラスの反射もなく目の前で見られるのですから。 コンピューターのドットかと言う程の細かいモザイク。絵としても素晴らしいです! #
by bellota
| 2019-07-07 14:13
我が家の雄花なしのイレックスの話、ここ2、3年書いてきました。 今年も例年のように観察をしていましたところ、ついに・・・ 木全体でおよそ8本ほど。ーーーほんの少しだけですが。 でも、とにかく雄花をつけています。 ということは、当然ながら昨年、一昨年も付けていたのを見逃したのでは ないか、という疑問がでてきます。 でも、でも、すごくしつこく、がんばって観察を続けていたのです。 なのに見つけられませんでした。 まあ、とにかく今年は雄花があります。 年々成長、成熟していくのでこれからは毎年雄花もつけると思われます。 (なあんだ、つまらない・・・) これでまったく普通の木になってしまったので、我が家のイレックスに ついての話題はおしまいです。
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by bellota
| 2019-05-20 21:02
桜が満開となり、いよいよ春ですね。 我が家の庭ではミヤマナラが雄花の穂を出し始めました。 昨年あちこちで拾ってきたどんぐりたちも芽を出し始めました。 で、こうなってくると芽を描かなくてはなりません。 植えてあるのは牛乳パックなので、ハサミでちょきちょき切り開き そうっとそうっと根がいたまないようにとりだします。 ずっとこんな作業が続きます。 花粉症なのでくしゃみをしながら、鼻水すすりあげながら・・・ あまり『明るい春』にはみえないと思われますが、これでけっこう楽しんで いるのです。
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by bellota
| 2019-03-31 22:38
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