カテゴリ
以前の記事
2023年 05月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 07月 2022年 06月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 05月 2020年 11月 2020年 05月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 05月 2019年 03月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 05月 2017年 04月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 03月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
世界一大きなチークの木を見に行こうというお誘いがあったので 今年(2010)一月半ば、ミャンマーに出かけました。 チークの魅力もありましたが、ミャンマーは中国雲南、ブータン、ラオス 北部などと共にアジアどんぐりの故郷で、ぜひ見てみたい場所でした。 一月ではどんぐりは季節はずれなので、見ることはできないだろうなあ、とも 思いましたが。 東南アジア奥地などは、普通の旅行では行きやすい場所ではありません。 言葉の問題もありますし、移動も簡単ではありません。 行ってみたいとは思いながら、なかなか行かれずにいましたので、まずは 行こう、と思ってしまったのです。 なぜか、日食もついでに見てしまいました。 このあたりまで欠けました。(15日) ミャンマーは約135もの少数民族が集まる国で、それぞれが異なる言語、習慣 で暮らしていますが、そのなかのラフ族の新年のお祭りがあり、こちらもたま たま遭遇、ついでに見物。 ラフ族が近くのアン族、アカ族、ワ族の人々を招待して行われるとのこと。 松の枝と豚の頭部を中心に、ぐるぐる周りを演奏しながら踊って、新年を 祝います。 ビンつりやらダーツやら、昔なつかしい屋台もたくさん出ていました。 ダーツで向こうにある同じわくの風船を4こ以上割ると賞品がもらえる。 お祭りの雰囲気はどこかで見たことがあるような、懐かしい感じでした。 #
by bellota
| 2010-03-26 10:36
もうそろそろお彼岸だというのに、昨日は東京にも雪が積もりました。 ときどき裏庭に(狭いので、裏も表もありませんが)並べた牛乳パックを調べます。 昨年拾ってきたどんぐり達を植えてあるので、指でそっと掘って芽がでていない かと見てみるのです。 寒くても、何かを感じているのでしょうか、一種芽を出していました。 メキシコの大きなどんぐりコルガータです。 後方の霞んでいる大きな木がコルガータ。 どんぐりはこんなふう。とても大きいだけで、普通でした。 またしても、驚きの芽生えです。 なんと横からにょっきりと...! 800種を超えるナラ属のどんぐり達の中で、たった3種類、頭から芽を出さない ものが報告されています。 それらにもう一つ変なやつを加えなくちゃなりません。 拾ったどんぐり達、ナラ属だけでなくマテバシイ属もみんな芽生えさせてみたら きっとまだまだ変わり者たちがいるのでしょうねえ... きっとそんなこと誰もやっていないだけで。 やったところで、どうってことないし。 絶対100%こう、と決めないところが進化、変化することのできる自然界の すごさなのでしょう。 あらためて教えられる春です。 #
by bellota
| 2010-03-10 22:42
研究所近くに生息している全部のどんぐりを見せてくださったようです。 (...たぶん) 絵を描くのに時間がかかりすぎるため、見せていただいたもの総てを絵にすることが できなかったのが残念でした。 マテバシイ属のタイトエンシス(L.taitoensis) どんぐりを支えるパンツが本当に小さくて、おもしろいでしょう? それから、木は見ませんでしたけれど、どんぐりだけをいただいたものもあります。 これは台湾のどんぐりの中で一番大きいというもの。 マテバシイ属のコルネア(L.cornea) 食べられて、しかもおいしいということです。 中がどうなっているかを描いておきたくて、半分に割ろうとおもっているのですが、 なんだかすごく硬いので、まだできていません。 これでは、おいしいといっても、なかなか食べるのはたいへんそうです。 その他、見せていただいたのに描くのが間に合わなかったものは Q.morii, Q.stenophyloides, L.nantoensis, L.castanopsisifolius まだあったかもしれません。 ふう...。 台北へ戻り、日本に帰る前に、L先生の研究していらっしゃる林業試験場へおじゃまして 標本室を見せていただきました。 こんなものがありました。 採集者の名前が読めますでしょうか? 川上、 森、 小西、 明治時代、政府から派遣され台湾の植物の研究に心血を注いだ人達の名です。 どんぐりばかりでなく、たくさんの植物に名前が付けられています。 書物でしか知らなかった、偉大な足跡に思いがけず触れ、感激しました。 #
by bellota
| 2010-02-24 21:19
車を運転しながら、突然先生が私に訊きました。 "君はタネが好きかね?" え?タネ? タネといってもいろいろありますよね。 どんぐりも一応、種ですし。庭に植える花の種もタネだし... なんて答えればいいのだろう?と考えていたら、 "ああ、まあ、いいや、タネ屋に行こう。この近くにあるから。" 台湾にたった一軒だけなんだ。という、そのタネ屋。 普通の家のようです。 二階に上がると、確かにタネ屋でした。 ちなみに、142番はパチロマのどんぐり。 151番はモダマ。 つまり、台湾をはじめ、タイやフィリピンなどあちこちから種を集め、磨いたり 組み合わせたり、加工し、アクセサリーやお守り、クッション、敷物、など 考えられるもの全て作って、輸出までするお店でした。 私はモダマ(巨大な豆)が気に入りました。 買いたい、と言ったら、あげるよ、と2個いただいてしまいました。 その後も、先生はいろいろ案内してくださいました。 これは日本でもおなじみですが、中国料理に欠かせない椎茸の栽培。 喉がかわいたら、友達の家で休憩。 ここは、尼寺。ウーロン茶をいただきました。 庭の池にはヒシがありました。 (台湾のはじめで、食べて気に入ったあの黒いつのの生えた実をつける水草) これはお茶とビンロウの栽培風景。 などなど、いろいろ教えてくださりながら、どんぐりももちろん探しました。 L.konishii小西氏石櫟 日本の植物学者小西氏の名前がつけられています 絶滅危惧種です。 #
by bellota
| 2010-02-11 22:30
L先生が早速採って見せてくださったのは これこれ、これです。探していたのは。 Q.pachyloma パキロマです。 べつの場所になりますが、樹形は あまり大きくもない、普通の木です。 やっぱり変わっているのはパンツだけ。 赤味がかった金茶色の毛がビロードのようにふかふかしています。 別に寒い所に生きているわけでもないのですが。 ゆるゆる開いて、フレアスカートみたいな広がり方をします。中には丸く全開になって しまうものもあるようですが、なかなかそこまでは行かないみたいです。 全体量の半分くらいは開かずに、日本のアカガシのカップのような感じです。 もうひとつぜひ見たかったものがあります。 前回2回ほど木の所在は知っていて見に行ったのですが、実をみることができな かったものです。 これまた変わった種類で、一応シイ属に分類されています。 でも、どんぐりを見るとなんだかナラ属みたいな形をしているのです。 これも先生にかかれば、簡単。 気がつかなかったのですが、日月潭の周りに植えられていました。 Castanopsis uraiana ウライアナといいます 葉は日本でおなじみのシイそっくりです。 実の形もぬきだして、どんぐりにすればシイそのものですが、カップに入ると 違いますよね。 他にもいろいろ見せていただきました。 #
by bellota
| 2010-02-03 20:30
|
ファン申請 |
||