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州都ホバートから約100キロほど西に、マウント・フィールド国立公園があります。 3つの湖と湿地、その周りの山や滝と変化に富んだ景色が楽しめます。 タスマニアで唯一スキーなどウインター・スポーツができる場所ということです。 それより、やはり珍しい植物が次々目につき、驚かされます。 クッションプラント 図鑑を見ると、季節にはりっぱに花が咲いていたりするので、コケではないのですが、なんだか ふかふかした植物です。 クッションプラントがあるのはこんな場所 これは世界一背の高いヒースだということです。 え、ヒース? エリカしか知らない私にはなんだかよくわかりませんが...。 これはフェントン湖 その近くに 探していたタングルフットはありました。 ガラガラした石の上の背の低い木がそうです。 背は低いですが、若い木ではありません。 覗き込んで見てみると、太い幹がうねっていて2、300年以上は生きてきたみたいです。 枝にはなんとなくブナににた、まだ若い実がたくさんついていました。 とはいえ、ナンキョクブナ達はブナ科ではありません。 別のナンキョクブナ科です。以前はブナ科だったのですが、DNAとやらで調べた結果 いくら似ていても、別の仲間だということになりました。 南半球の古い古い種族だとのことです。 それでも、とにかく、イエーイ! そして描いた絵 学名Nothofagus gunnii (グンニアイ)といいます。 タスマニアでただ一種の落葉広葉樹として植物園のシンボルにもなっているほど 愛されています。 #
by bellota
| 2009-03-24 16:23
タスマニア島は逆三角形をしています。その南端の頂点のすぐ東がわにブルーニーという 島があり、フェリーで渡れます。 島の南にマンガーナという小さな山があります。 そのあたりは珍しい冷温雲霧林帯で、森の中は苔でふんわり覆われていますし、 枝からはサルノオガセが垂れ下がっています。 森の中へ入ってみましたが、毒グモ10種、毒ヘビ20種がいるそうなので、ほんの ちょびっとだけにしました。 山火事にあっていないのか、森の中心はナンキョクブナのN.カニンガムです。 道の右側の縦長の木がカニンガムです。 現場で見ると、古代の木という雰囲気があり、横には人間より恐竜の方が似合い そうです。 葉は小さく、ツゲににています。 きれいな色の花が咲いているのかと思ったら、若い葉でした。 この島ではコビトペンギンも見られるはずなのですが、換羽期だということで、どこかに じっとしているらしく見られませんでした。 とりあえずカニンガム(Nothofagus cunninghamii)の絵。 下の方は種達。とても小さくて、米粒の三分の一くらいの大きさです。 下、左の端、ぽつんと離れているものは、種の出た後の殻斗です。 まるでブナの殻斗のミニチュア版。 材はマーテルと呼ばれ、赤く美しく、建材や家具材として有用で、たくさん切り出され、 大きな木はもう、そう多くはないようです。 #
by bellota
| 2009-03-19 22:08
ちょっと歩くけど、いい景色を見に行こうと言われ行くことにしました。 彼らは足が長いのか、歩くのがとても速い。私の短い足を風車のようにぶんぶん回して 走るように歩いても追いつかない。先に行った彼らは待っていてくれるのだが、追いつくと すぐに歩き出すので、私は休むひまをもらえない。 目的地は確かに目がくらむほどすごい景色でした。 と、下を覗くと... Hauy岬です。 往復3時間、途中の森や植物も面白かったですが、なにしろ足がへろへろ。 こんなに疲れたのは、ウン十年前の高校の部活以来。 人の手垢がつかないよう慎重に配慮されているとはいえ、オーストラリアの自然は 本当に豊か。 袋を持つ動物達やカモノハシもですが、植物の造形も想像の範囲を超えた形を しています。 バンクシア タワシのような花と妖怪みたいな実 左は通称ギタープラント Lomatia tinctoria 右は通称マウンテン ロケット Bellendena montana 赤いしゃもじの集団がついています。 これは実。 両方ともタスマニアの固有種です。 そうそう、ついでにロイヤル タスマニアン ボタニカル ガーデンという植物園で見たチリ のナンキョクブナもいくつか載せておきます。 左N.betuloides 右N.glauca 左N.nitida 右N.obliqua ところで、ここの植物園のマークはこういうものです。 中のイラストになっているものが今回の私の目的のナンキョクブナ。通称タングルフットです。 #
by bellota
| 2009-03-16 15:35
どんぐりがないので、オーストラリアには行ったことがありませんでした。 あるとき、一緒にタスマニアに行こう、とのお誘いが舞込んできました。 タスマニア! コアラやタスマニアデビルなど見たこともない動物や植物の国。 そうだ、どんぐりはないけど、ナンキョクブナが見られるではないか、とややこじつけ ぎみではありますがお誘いにのることにしました。 出かけたのは、2006年2月。 まずオーストラリアのシドニーへ飛び、そこでアメリカからの友人と待ち合わせ。 ぬけるような青空と染まってしまいそうな藍色の海にまずびっくり。 そこからいよいよタスマニアへ。 その前に、まずナンキョクブナについてちょっと一言。 ナンキョクブナはオーストラリアの一部、ニュージーランド、ニューギニアやニューカレドニア などの島々、南アメリカの南の一部などとび離れた場所に分布していますが、これが ナンキョクブナが生息していたゴンドワナ大陸が分裂移動していったという大陸移動説の 根拠の一つとなったという、ロマンあふれる植物なのです。 そんなわけで、そのうちのどれでもいいから見てみたいと、かねがね思っていたのです。 現在のオーストラリアの植物の中心はたくさんの種類のユーカリです。乾燥した土地は 火事が起きやすく、ナンキョクブナ等を含む古い原生林も一度火事にあうと新しい植物 のユーカリを中心とする森となってしまいます。 さらに、ユーカリは火事にあっても表面がこげるだけで、再び芽吹くことができます。 森の王様のようなユーカリの木(スワンプ ガム) オーストラリアにはユーカリが600種もあると言われています。 それぞれ、種はユニークな入れ物に入っています。 左はつぼのような形のもの2種。 右はブルーガムと言われるユーカリの ボタン型のもの。 これはコアラが葉を食べます。 つぼ型ボタン型共に考えられないほどいろいろバラエティに富んだ形があります。 これも描きだしたらはまるだろうなあ(やばい!)と思ってしまいました。 #
by bellota
| 2009-03-12 21:05
タンカンと温泉と言う言葉に誘われて、2月後半屋久島に行ってきました。 屋久島も高齢化で果樹の手入れが大変、というのでおよばずながら、タンカン摘みの お手伝い。 今年はヒヨドリに食われて、例年の半分しか収穫が見込めないとか。 おいしいから... 大きな窓から海を見渡せる温泉もよかったですが、写真は載せません。 あとは首折れサバのおさしみ。 写真中央がサバのおさしみ、おいしんです、これが! などとのんびり楽しんでいたら、ホテルの前にこんな木がありました。 なんと、長年探していながら出会うことができなかった、ケウバメガシではありませんか! 感激でした。一応レッドデータブックに載っている絶滅危惧種です。 ホテルの窓から見た海岸線にずっと生えていました。 写真で茶色っぽい濃い緑の部分がウバメです。 このあたりには普通のウバメガシもたくさん生えているので全部とは言い切れない かもしれませんが。 ウバメとケウバメ、どこが違うかって?ケウバメというくらいで、葉の表にも少々。葉の裏は もうフェルトのように毛がびっしり生えています。――それだけ...。 こんなぐあい。 普通のはつるつる。葉柄には毛があります。 タンカン農家のTさんからはタンカンとヤクシマエビネをおみやげにいただき、うほうほ。 屋久島、尾の間への、しあわせな旅でした。 #
by bellota
| 2009-03-05 16:50
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